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管理者 ステア  2008.05.25設置
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突発SSされたので逆にやってみる。



~白玉楼でのある日の午後~


「図書館にでも行ってこようかな」

冬月はただいま受験中である。しかし、彼に弟がおり、いろいろ迷惑かけられないで
現在、館の主の幽々子の好意により、白玉楼で居候をさせてもらっている。

受験勉強に飽きてきた冬月は、気分転換のために、近くの図書館に出かけようとしていた。

「あら諒さん、こんにちは。」

靴紐を縛っていた冬月が、顔を上げると、玄関の外から銀髪の女の子が、こちらを見ている。

「や、やあ、妖夢さん。また庭の手入れをしていたんですか。」

「はい、幽々子さまに、申し付けられまして…」

「それはそれは…」

冬月と楽しく会話をしている銀髪の少女。
少女~魂魄 妖夢~は、白玉楼の庭師である。剣の指南もするが、しかし…。

「最近、毎日庭の手入ればかりしてませんか?」

「そうなんですよ。でも、幽々子さまのご命令ですし。」

「あの方は何を考えてるのだか…。そうだ、サボっちゃいません?」

「え、…えぇ~。そんなことして、幽々子さまに見つかったら…。」

妖夢はあたふた焦っている。普段、真面目で礼儀正しい彼女が、
このような、表情や行動するのは珍しい。

「じゃあ、休憩ということで。それなら問題ないでしょう。」

冬月は、慌てる妖夢をなだめる様に、話しかける。

「そ、そうですね。休憩ならいいですよ。」

妖夢は冬月の隣に腰を下ろす。
冬月は、その行動にドキリとしながら、話を続ける。妖夢にバレないように。

「そうだ、りるるさんって…」




「そうそう、ベンゲルさんの…」













そんな、二人の会話をこそこそ聞いている人物を約一人。
この館、白玉楼の主である、西行寺幽々子が。


「せっかく、きっかけを与えているというのに・・・」

「まあ、ふたりはゆっくり進んでいくほうがいいのかしらね。」


とつぶやいて、幽々子は屋敷の奥は戻っていくのだった。


                       ~to be continued~




りるるさん&ベンゲルさんごめんなさい。


一瞬 『ご休憩』『ご宿泊』ネタを思いついた俺自重。


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