管理者 ステア
2008.05.25設置
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 突発SSされたので逆にやってみる。 ~白玉楼でのある日の午後~ 「図書館にでも行ってこようかな」 冬月はただいま受験中である。しかし、彼に弟がおり、いろいろ迷惑かけられないで 現在、館の主の幽々子の好意により、白玉楼で居候をさせてもらっている。 受験勉強に飽きてきた冬月は、気分転換のために、近くの図書館に出かけようとしていた。 「あら諒さん、こんにちは。」 靴紐を縛っていた冬月が、顔を上げると、玄関の外から銀髪の女の子が、こちらを見ている。 「や、やあ、妖夢さん。また庭の手入れをしていたんですか。」 「はい、幽々子さまに、申し付けられまして…」 「それはそれは…」 冬月と楽しく会話をしている銀髪の少女。 少女~魂魄 妖夢~は、白玉楼の庭師である。剣の指南もするが、しかし…。 「最近、毎日庭の手入ればかりしてませんか?」 「そうなんですよ。でも、幽々子さまのご命令ですし。」 「あの方は何を考えてるのだか…。そうだ、サボっちゃいません?」 「え、…えぇ~。そんなことして、幽々子さまに見つかったら…。」 妖夢はあたふた焦っている。普段、真面目で礼儀正しい彼女が、 このような、表情や行動するのは珍しい。 「じゃあ、休憩ということで。それなら問題ないでしょう。」 冬月は、慌てる妖夢をなだめる様に、話しかける。 「そ、そうですね。休憩ならいいですよ。」 妖夢は冬月の隣に腰を下ろす。 冬月は、その行動にドキリとしながら、話を続ける。妖夢にバレないように。 「そうだ、りるるさんって…」 … 「そうそう、ベンゲルさんの…」 … … そんな、二人の会話をこそこそ聞いている人物を約一人。 この館、白玉楼の主である、西行寺幽々子が。 「せっかく、きっかけを与えているというのに・・・」 「まあ、ふたりはゆっくり進んでいくほうがいいのかしらね。」 とつぶやいて、幽々子は屋敷の奥は戻っていくのだった。 ~to be continued~ りるるさん&ベンゲルさんごめんなさい。 一瞬 『ご休憩』『ご宿泊』ネタを思いついた俺自重。 PR ![]() ![]() |
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